アウトランダーPHEV、i-MiEV、MINICAB-MiEVの駆動用電池について


リコール届出番号 3169 リコール届出日 平成25年6月4日 リコール開始日 平成25年6月4日

基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は
性能の状況及びその原因
①  プラグインハイブリッド車の駆動用電池において、 以下の事象が発生するおそれがあります。
・  スクリーニング工程(電池セル内の異物検出性向上のため実施している工程)において、 作業者が誤って電池セルを落下させ、電池セル内部部品のエレメントが移動しエレメントのセパレータが損傷した状態で、 移動したエレメントと集電体の隙間が減少した不良品を流出させたため、 使用過程で充電中に電池セルの内部短絡が発生する場合があります。 そのため、電圧が低下、EVシステム警告灯が点灯し走行不能となり、最悪の場合、電池セルおよび周辺部品の一部が溶損します。
スクリーニング工程の不活性化工程において、衝撃値の設定が不適切であり、 電池セル内部部品(エレメント)の一部から剥離した銅異物が発生し、同工程中に正極に運ばれることで、 使用過程で軽微な内部短絡が発生する場合があります。そのため、電圧が低下し、 EVシステム警告灯が点灯して満充電ができない状態やフェールセーフ状態(出力を30%に制限し、最高速度を50km/hに制限する走行状態) となります。
電気自動車の駆動用電池において、以下の事象が発生するおそれがあります。
スクリーニング工程において、作業者が誤って電池セルを落下させ、 電池セル内部部品のエレメントが移動しエレメントのセパレータが損傷した状態で、 移動したエレメントと集電体の隙間が減少した不良品を流出させたため、 使用過程で充電中に電池セルの内部短絡が発生する場合があります。 そのため、電圧が低下、EVシステム警告灯が点灯し走行不能となり、最悪の場合、電池セルおよび周辺部品の一部が溶損します。
スクリーニング工程の不活性化工程において、衝撃値の設定が不適切であり、 電池セル内部部品(エレメント)の一部から剥離した銅異物が発生し、同工程中に正極に運ばれることで、 使用過程で軽微な内部短絡が発生する場合があります。そのため、電圧が低下し、EVシステム警告灯が点灯し走行不能となります。
改善措置の内容 全車両、駆動用電池モジュールASSYを良品に交換します。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として、全ての使用者に不具合の内容を通知し、 交換部品の準備が整うまでの間、以下の対応を要請します。
① 外部充電及びチャージモードによる利用を控えていただきます。
② 外部充電を控えていただきます。


型式 通称名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール
対象車
の台数


DLA-GG2W アウトランダー
PHEV
GG2W-0000115 ~ GG2W-0004722
平成25年1月17日 ~ 平成25年3月27日
4,313
ZAA-HA3W i-MiEV HA3W-0000344 ~ HA3W-0302280
平成21年7月4日 ~ 平成24年2月3日
16
(補用品
装着)
HA3W-0304205
平成24年6月8日
1
ZAB-U67V MINICAB-
MiEV
U67V-0000371 ~ U67V-0004244
平成23年11月22日 ~ 平成24年3月24日
30
(補用品
装着)
ZAB-U68V U68V-0000203 ~ U68V-0000272
平成25年1月11日 ~ 平成25年2月20日
68
  (計4型式) (計3車種) (製作期間の全体の範囲)
平成21年7月4日 ~ 平成25年3月27日
(計4,428台)
①  4,313台
115台
注意  1.  お客様のお車が対象となる車両かどうかにつきましては、 当サイトのリコール等対象車両検索 でご確認ください。
2.  対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。