エクリプス、エクリプススパイダーのフロントサスペンション(ロアアーム)について


リコール
届出番号
外-855 リコール
届出日
平成13年2月15日 リコール
開始日
平成13年2月16日

不具合の部位(部品名) 緩衝装置
基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は
性能の状況及びその原因
前輪緩衝装置のロアアームとナックルを連結しているボールジョイントにおいて、保持金具のかしめに不十分なものがあるため、 このままの状態で使用を続けると、当該部分からの水の侵入によるボールの錆で樹脂ベアリングが異常摩耗し、最悪の場合、ボールジョイントが破損してアームから外れ、 走行不能となるおそれがあります。
改善措置の内容 全車両、当該ロアアームボールジョイントを点検し、摩耗量の大きいものは対策品と交換します。また、点検で異常のないものについては、 当該かしめ部にシール剤を塗布します。なお、対策品の供給に時間を要する ため、使用者に届出内容を告知し、対策品の準備が整い次第、 点検入庫の案内を実施します。

車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール対象車
の台数
備考
ダイヤモンドスター E-D32A エクリプス D32A-6000022〜D32A-6003210
平成7年3月24日〜平成8年11月19日
3,159  
三菱 E-D38A エクリプス
スパイダー
D38A-6001001〜D38A-8000305
平成8年4月24日〜平成9年9月4日
747
  (計2型式) (計2車種) (製作期間の全体の範囲)
平成7年3月24日〜平成9年9月4日
(計3,906台)  
※ 届出当初は部品の供給が不足していましたが、2004年10月現在は解消しています。
注意 1.  本届出は、平成12年7月26日「届出外-822」のリコール対策車両を全車含んでおり、作業実施の際、「届出外-822」で確認が必要な 点検部位を含め、 今回同時に点検・交換を実施させて頂きます。
2.  対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれています。
3.  対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。

 

改善箇所説明図