① 自動マニュアルトランスミッション (AMT) のクラッチケーブルにおいて、防水のための被覆構造が不適切なため、芯線に錆が発生するものがあります。そのままの状態で使用を続けると、クラッチケーブルの芯線が破断し、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
② 自動マニュアルトランスミッション (AMT) のオイルポンプとオイルポンプ駆動用モーターのジョイント部において、外部との通気構造が不適切であったため、オイルポンプからオイルが滲んだ場合、オイルが空気と共に、モーター側に浸入することがあります。そのままの状態で使用を続けると、モーター内部が短絡して作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
③ 自動マニュアルトランスミッション (AMT) において、オイルポンプ駆動用モーターのブラシ材質が不適切なため、高温、高湿条件においてブラシが膨張し、摺動不良となるものがあります。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラシが固着してモーターが通電不良により作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
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